しあわせの国、インドネシア

こんにちは、るりです。

blogの更新がだいぶ久しぶりになってしまいました…
今日は去年の今頃、ちょうと1年前に行ったバリ島のウブドで感じた「しあわせ」とは何なのか
ということを書き残しておきたいと思います。

イライラしている人がいない

この度の目的は心を癒すことだったので、とにかくのんびりしてきました。

インドネシアは大きく4つの島に分かれており
バリ島は、その中4つの島の中でも一か所だけ「バリ・ヒンドゥー教」という、
独自のヒンドゥー教が発展していった特殊な場所です。
(インドネシアのおよそ9割はイスラム教)

宗教が違うと、違う国のように雰囲気がガラッと変わるのですね。

バリ島ではこの「チャナン」を、1日に2~3回神様にお供えするのですが
そのお供えをするシーンそのものがとても美しいんです。


あまりにキレイで印象的だったので、帰国してから絵にしました。

チャナンをお供えするときに、みなさん耳の上にお花をつけているんですよ。
これもお祈りの一連の流れでつけるんです。

1日に2~3回もチャナンをお供えするので、街にはお花屋さんがたくさんあって
どこの家もレストランもホテルも、お庭にはお花や植物がいっぱい。

きっとガーデニングがライフワークなんだろうなと思うのですが
個人宅のお庭も本当に、素晴らしい美的感覚で彩られているんです。

おとぎの国、しあわせの国。そんな印象を持ちました。

これはウブドで見た、いろんな景色を組み合わせて描いた絵です。

本当に驚くほど、道端に犬が寝ているのですが
バイクに乗っている人も車も絶対に轢かない…うまーく避けるんです。
犬もそれをよくわかっていて、道のど真ん中にしょっちゅう寝てます。

夜になると、日中は爆睡していた犬たちがむくむくと起き上がり
ちょっと攻撃的になるのが怖かったです…

動物というのは外国人やおどおどしている人間のことはすぐにわかるようで
私のような人間は狙われる狙われる。。。
あちらで犬に嚙まれたらThe Endですので、できるだけ堂々と振舞いました笑

また、ウブドは土が大変豊かで三毛作なんだそうです。
年にお米が3回もとれる…!!!

なのでほんとうに、たくさんの田園風景がありました。
日本の昔の景色と重なる部分が多く、懐かしくて。

そうか、だから癒されるのかもしれませんね。

今こうして写真を見返していると、今すぐバリ島に行きたくなってしまいます笑
くせになる癒しと、居心地のよさでした。

日本はいつから息苦しくなった?

人々がおだやかに、のんびり過ごすインドネシアから帰国すると、
日本の殺伐とした雰囲気に、少し悲しくなりました。

私は日本が大好きですが、みんな幸せそうに暮らしているウブドから帰ってくると
日本人の心は、どうなんだろうかという気持ちがぬぐえないのです。

物質的にはとても豊かな国。
近年は少子化に伴い、GDPや年収も世界から置いてけぼりになっていると言われますが
それでも日本はやはりとても豊かな国だと思います。

ただ、精神的な面で見た時に。
G7の中で20-29歳の死因で自殺が最も多いのは日本だけなんだそうです。

引用元:厚生労働省 | 海外の自殺状況

若い人が未来に希望を見いだせずに、自ら人生を終わらせてしまうというのは
とても悲しく、危機的な状況だと思います。

なぜこうなってしまうのか、その原因はどこにあるのか
外国へいくたびにずっと考えています。

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