すみだ北斎美術館に行ってきた

こんにちは、るりです。

先日すみだ北斎美術館に行ってきたので、そのときに感じたことを残しておきたいと思います。

平均寿命50歳当時、90歳まで生きた葛飾北斎

すみだ北斎美術館近くにあるマンホール…
これがまた外国人観光客の皆様にたいへん人気とのことで、記念にパシャリ。

土曜日のお昼過ぎに行ったのですが、すぐに入れました。
お客さんの半分以上は外国人観光客の皆様だった印象…


入館料は400円と700円の2パターンで、
400円のほうだと常設の展示しか見られないようだったので
700円のチケットを購入。

入館してすぐの場所に唯一撮影可だった
「須佐之男命厄神退治之図(すさのおのみことやくじんたいじのず」です。

関東大震災で焼失してしまったものを復元したのだそう…
大迫力でした。
最近スサノオの絵を描いたのでとてもテンションが上がってしまいました。

ここから先の館内はすべて撮影禁止だったので写真はないのですが
葛飾北斎が初めて描いた作品を忠実に再現したレプリカから、
絶作とされる作品まで展示されていて
たいへん見ごたえがありました…!

特に衝撃で印象的だったのが
医者にかからなくても自力で病気を治すべく、手作り漢方で病気を治していたこと
(しかもイラストつきのレシピまで作っていて、友人に配っていたとか)
北斎はただの百姓だったこと(画家ではない)
おおよそ90年の人生で墨田区内を90回以上引っ越していたことです。笑

また、日本の漫画の前身となったであろう「北斎漫画」も多数展示されていて
昭和の漫画にこういうキャラクターいたけど、北斎漫画を参考に描いたに違いない!
と感じるような絵柄で、どこを見ても楽しくて楽しくて…

1人で行ったら半日すごしてしまうかもしれないくらい
楽しかったです…

最後、ミュージアムショップで購入した冊子。
すみだ北斎美術館で見たことが、ぜんぶ記録されていたので購入してきました。

美術館の展示の最後に、90歳ごろの北斎と娘さんの人形が展示されていたのですが
生きているのかと思うくらいにリアルで、そして下半身をこたつに入れながら
90歳の北斎が絵を描いているのです。

きっと筆を持つことができるその最後の瞬間まで
絵を描いていたんだろうな
絵を描くことが大好きで大好きで、長く生きてたくさん絵を描くために
健康にも気を使っていたんだろうな

そんなことを考えながら、美術館をあとにしました。

絵を描くことが大好きな天才の情熱に触れることができて、幸せです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です